第1回 キムラユニティー

キムラユニティーの会社分析

おはようございます。第1回目はキムラユニティーを紹介します。

目次

どんな会社?

愛知県地盤。トヨタ自動車部品の梱包・入出庫作業が主力の会社です。

物流サービスは海外に展開しており、アメリカ、メキシコ、中国、タイ、ブラジルに拠点があります。

他にも
自動車サービス(カーリース、保険、車両整備、レンタカー)
情報サービス(システム開発、保守)
人材派遣
を行っています。

1973年10月設立 1995年3月上場 決算3月

従業員2,415人 (2023/03現在)

会社HP
https://www.kimura-unity.co.jp

株情報 (2023/12/11終値)

9368 キムラユニティー 東証スタンダード 倉庫・運輸

株価 1,347円

時価総額 317億円

PER 10.7倍

PBR 0.84倍

ROE 7.55%

配当利回り 3.71%

自己資本比率 57.9%

分析

PER 10.7倍 割安

PBR 0.84倍 割安

MIX係数 8.988 割安 

ROE 7.55% やや効率良 

自己資本比率 57.9% 好財務

過去10年の業績

BPS 順調に伸びています。

キムラユニティーの1株当たりの純資産

引用:マネックス証券

ROE 2009/03から伸びています。

キムラユニティーの自己資本利益率

引用:マネックス証券

キャッシュフロー(会社のお金の流れ)

キムラユニティーのキャッシュフロー

引用:マネックス証券

現金キャッシュフロー(現金CF)は近年増加傾向です。
投資キャッシュフロー(投資CF)はマイナスで毎年設備等の投資活動が行われているのがわかります。

10年週足チャート

キムラユニティーの10年間週足チャート

引用:Tradingview

近年株価が急上昇しています。今は高値圏にあります。

1年日足チャート

キムラユニティーの1年日足チャート

引用:Tradingview

75EMA-200MAのリボンに支えられるかどうかの場面にあります。

配当金

配当利回り 3.71% 高配当 (12/11時点)

配当性向  38.6% (2023/3時点)

配当予想  1株50円 (2024/03)

配当金の推移

キムラユニティーの配当金の推移

引用:マネックス証券

過去に減配なし。2023年1月に配当性向40%を目指すと公表しています。

株主優待

200株以上の保有でお米券2kgがもらえます!
https://www.kimura-unity.co.jp/ir/stock_info/benefits.html

Pick Up 決算説明会資料より

売上のほぼ70%が物流サービス事業となっています。

また毎年売り上げの40%を占める形で、安定してトヨタグループからの仕事を受注しています。

2024年3月期 第2四半期 決算説明会資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9368/ir_material_for_fiscal_ym/142973/00.pdf

特色

トヨタの部品包装が主力の会社で、この「部品」を請け負っているのが特徴です。

車の部品は、修理、交換、メンテナンスで常に需要があり、出入りが頻繁です。

また様々な形や大きさがあり、それぞれに適した扱いが必要になってきます。

それに長けた会社としてトヨタとのつながりはこれからも続いていくと思います。

個人的評価

PBR1倍割れと割安

BPS、ROE、ともに伸びていて順調に成長している会社。

アメリカ、メキシコ、中国、タイ、ブラジルと海外に拠点があり、物流網は広い。

自己資本比率も50%以上で好財務

株主還元についても積極的に発言。

割安かつ好財務で成長しており、配当金にも期待できる会社だと思います。

懸念点

10年間の週足チャートでは高値圏にあること

トヨタが主力の取引先であるだけに、トヨタの業績に左右されそうな所です。

部品を扱う会社の強みで景気の影響は少ないと思われますが、トヨタに大きな動きがあった時は注意したいです。

これらはあくまで個人的な株の分析です。投資はご自身の判断でお願いします。

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